Jwcadで日影図を作製する方法(その1)

日影図は平面図に高さを設定し日影図を作成するコマンドです。 
JWCADメニューバーのその他に日影図のコマンドがあります。
「測定高」・「緯度」・「季節」等を設定し日影図を
作図することができます。

【基本操作】  
@ 建物の平面図と“真北”の線を作図してから、
 「日影図」コマンドを選択する。

A コントロ−ルバ−の「高さ」欄に高さを入力して、平面図の
 線端部を左クリックして高さを作図します。

【ポイント】
■文字種は基本設定の文字タブで設定でき、文字色は
 線色4になります。

■作図済数値の左下基点付近で左Wクリックすると、
 その数値を消去出来ます。

■作図済数値を再度左クリックすると、数値の変更ができます。

■左クリックする線のレイヤは書込みレイヤにしておいてください。

■作図済数値の左下基点で右クリックすると、その数値を
 取得できます。(高さ欄の数値が取得した数値に変わります。

■同一点で高さが違う時はレイヤを分けて作図しておきます。

Bコントロ−ルバ−の「真北」を選択して真北方向の線端部を
 左クリックすると度単位表示の十進数で角度が作図され、
 右クリックすると“度分秒”の表示になります。
 ※文字種は基本設定の文字タブで設定でき、文字色は
  線色5になります。

Cコントロ−ルバ−の「測定高」「緯度」「季節」、等の設定をする。

Dコントロ−ルバ−の「書」を選択して、設定条件を書込む
 (作図する)。 ※文字種は基本設定の文字タブで設定でき、
 文字色は線色6になります。

Eコントロ−ルバ−の「確認」を選択して、アイソメ図で日影図
 のデータの確認をする。画面左上に“真北”の方位が表示され、
 外壁部分に測定高さの位置が線色5の点線で表示される。

Fコントロ−ルバ−の「<<」を選択して、元の画面に戻る。
 上記の設定後、コントロ−ルバ−の「日影図」を選択して、
 時間ごとの日影図を作図する。コントロ−ルバ−の「日影図」
 を選択→コントロ−ルバ−で作図したいボタンを選択する。
 ※書込み線色で作図されます。


機能の概要

日影図作成機能では、次のような日影図の作成が可能です。

●時刻日影図
●等時間日影図
●指定点の日影時間の精密測定


制限事項
現バージョンでは、穴明きの建築物の時刻日影図、島のできる等時間日影図、複数棟の重なった等時間日影図は作成できません。


日影図作成の手順(その2)

1.三次元形状の作成と真北方向の設定
2.時刻日影図の作成
3.等時間日影図の作成
4.指定点の日影時間の精密測定
5.トラブルシューティング


1.三次元形状の作成と真北方向の設定

1-1.配置図の準備

日影図に必要な配置図を、二次元作図機能を使用して作成します。通常のオリエンテーション(方位)と別に、日影図作成用に真北方向の線分を必ず作図してください。また、必要に応じて、道路中心線や、5M,10Mラインも作図してください。

配置図は、他のCADから読み込んで使用することもできます。下図は、JW_CAD(JWソフトウェアクラブ開発著作のフリーソフト)に付属する日影図用のサンブルデータです。ここでは、このデータを読み込んで説明を続けます。

時刻日影図を作成する場合、東西方向に非常に長い影が生成されますので、用紙内に建物の高さの4〜5倍程度の余白を見込んでレイアウトしてください。

1-2.三次元形状の作成

建物形状を三次元作図コマンドで入力してゆきます。下図は、配置図の建物部分を拡大した図です。

三次元メニューから、直方体コマンドを選択します。

下図の1,2のように、直方体の底面を対角の2点で指示します。

高さを指示します。単位はmmです。ここでは、軒高10M、地盤面が0Mですので、下図のように[上端の高さ]を10000(mm)、[下端の高さ]を0(mm)と入力して[OK]ボタンをクリックしてください。

続いてベランダ部分を、同様に直方体コマンドで入力します。下図の1,2のように、直方体の底面を対角の2点で指示してください。

ベランダ部分は、高さが7Mですので、高さは下図のように指示します。

切妻屋根の入力には、[寄せ棟]コマンドを使用します。三次元メニューから、寄せ棟コマンドを選択します。

切妻屋根は下図のように、1,2(底面の対角の2点)に続いて、3,4と指示します。

切妻屋根の高さを指示します。これでこの建物の三次元形状の入力は終了です。

 

●入力した三次元形状は、ツールバーの[アクソノ]ボタンをクリックすると、下図のように立体的に確認することができます。また、三次元コマンドの[パース][シェーディング]コマンドで、確認することもできます。

   

 

【参考】
●立面図からの日影計算は出来ません。

●日影図の作成で円形の建物の高さを記入しようとすると、
円弧の部分については「直線ではありません」というメッ
セージが出ます。円弧は高さ入力出来ません。この場合、
円弧の外側に直線で何分割かの接線で図形を作って高さ入力
すると作成できます。

1-3.真北方向の設定

アイコンをクリックしますと、真北方向の指示が促されます。下図のように真北方向の線分の、1(南側の端点)、2(北側の端点)の順に真北方向を指示してください。

●真北方向の指示は、アイコンをクリックすると最初に一度だけ無条件に指示が促されます。真北方向の設定をやりなおす場合は、アイコンをクリックして表示されるポップアップメニューから、[真北設定]を選んでください。

 


2.時刻日影図の作成

アイコンをクリックしますと、下図のようなポップアップメニューが表示されますので[日影図作成]を選択してください。

下図のようなダイアログボックスが表示されます。

1.

「作成する日影図の種類」のラジオボタンの[時刻日影図]をクリックします。

2.

「測定日」を指示します。ここでは[冬至]を選択しています。

3.

「測定時刻・高さ・緯度」を設定します。ここでは8:00〜16:00まで、測定面の高さ4.0M、緯度は36度0分に設定しています。

4.

「オプション」の[時刻日影30分ラインも生成する]にチェックしますと、30分毎の日影図を作成します。チェックしていない場合は、1時間毎の日影図を作成します。

5.

すべての設定を確認したら[計算を開始する(Enter)]ボタンをクリックするか、Enterキーを押してください。

●Enterキーを押すと、直ちに日影図作成が始まります。数値入力の際にEnterキーを使用しないようにご注意ください。次の項目に移動する場合は、マウスカーソルを項目に合わせて左クリックするか、Tabキーを使用してください。

計算が終了しますとダイアログボックスが消え、下図のように時刻日影図が作成されます。

 


3.等時間日影図の作成

アイコンをクリックしますと、下図のようなポップアップメニューが表示されますので[日影図作成]を選択してください。

下図のようなダイアログボックスが表示されます。

1.

「作成する日影図の種類」のラジオボタンの[等時間日影図]をクリックします。

2.

「測定日」を指示します。ここでは[冬至]を選択しています。

3.

「測定時刻・高さ・緯度」を設定します。ここでは8:00〜16:00まで、測定面の高さ4.0M、緯度は36度0分に設定しています。

4.

「等時間日影図の測定時間・精度」を設定します。ここでは3時間と4時間に設定しています。

5.

[トレース単位]は、通常4mm程度に設定しますと、他の日影図ソフトとほぼ同等の精度の図が得られます。この数値を小さくすると精度は高くなりますが、計算時間が長くなります。また数値を大きくしますと精度は低くなりますが、計算時間は短くなります。通常は2〜8mm程度の範囲で指定してください、ここでは精度を重視して1mmに設定しています。

[時間精度]は、通常は1秒に設定してください。

●[トレース単位]は、等時間日影曲線を探索する長さ単位で、誤差の範囲を表すものではありませんが、等時間日影曲線の作成に失敗するような場合には、8mm以上の値に設定してください。一般に測定時間が短い(ほぼ2時間未満)場合に、失敗することがあります。

6.

すべての設定を確認したら[計算を開始する(Enter)]ボタンをクリックするか、Enterキーを押してください。

●Enterキーを押すと、直ちに日影図作成が始まります。数値入力の際にEnterキーを使用しないようにご注意ください。次の項目に移動する場合は、マウスカーソルを項目に合わせて左クリックするか、Tabキーを使用してください。

計算が終了しますとダイアログボックスが消え、下図のように等時間日影図が作成されます。

 


4.指定点の日影時間の精密測定

4-1.測定点の指示

配置図上で、精密に日影時間を測定したい点を指示して、日影時間の計算結果を図に記入するコマンドです。

アイコンをクリックしますと、下図のようなポップアップメニューが表示されますので[測定点指示]を選択してください。

測定点は、下図のように[連続線]コマンドと同様の操作で指示します。測定点の指示が終了しましたら、数値入力欄の[指示終了]アイコンをクリックしてください。

 

4-2.指定点の日影時間の精密測定

 アイコンをクリックしますと、下図のようなポップアップメニューが表示されますので[日影図作成]を選択してください。

下図のようなダイアログボックスが表示されます。

1.

「作成する日影図の種類」のラジオボタンの[指定点日影測定]をクリックします。

2.

「測定日」を指示します。ここでは[冬至]を選択しています。

3.

「測定時刻・高さ・緯度」を設定します。ここでは8:00〜16:00まで、測定面の高さ4.0M、緯度は36度0分に設定しています。

4.

[計算を開始する(Enter)]ボタンをクリックするか、Enterキーを押しますと、直ちに測定を開始します。

 

下図は、指定点日影測定の結果です。

 


5.トラブルシューティング

5-1.レイヤ、色、文字サイズなどを変更したい

作成される日影図の線や、記入される文字などは、すべてカレントレイヤにカレント属性で書きこまれます。カレントレイヤを書きこみたいレイヤにあらかじめ変更してから、日影コマンドを実行してください。また線種や、色、線巾、フォント、文字サイズなども必要に応じて、あらかじめ設定してから日影コマンドを実行してください。

5-2.等時間日影図の作成に失敗する

等時間日影図の場合、特に測定時間が1〜2時間と短い時に、日影曲線の算定に失敗することがあります。そのような場合には、次のようにしてください。

・[トレース単位]の値を、4〜10mm程度の値にする

・時間精度を1秒にする

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